2024年10月28日月曜日

経営史学会「第60回 全国大会」@東京大学

 
















10月26日、27日の2日間、経営史学会「第60回 全国大会」が東京大学で開催されました☟

このところ、リモート開催が続きましたので、久し振りの対面での開催。
私などは新参者の為、知っている方は多くありませんが、それでも何名かは「お久し振りです!」そう声を掛け合うことが出来る方々も居て、とても懐かしい時間でした。





















今回、わたしは発表はせず、国際セッションを中心に発表を聴かせていただきました。
みなさんから多くの刺激を受け、また、引き続き頑張ろう!と思いを新たにしているところです。大会運営の先生方、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

また、今回の参加者には、『BIRKENSTOCK:The Evolution of Universal Purpose and Zeitgeist Brand』という書籍をいただきました。
著者は、EBHA:European Business History Associationの会長でいらっしゃる Andrea H. Schneider-Braunberger先生。

サイトを調べたら、2016年に発見された一次資料をもとに、8年の歳月を掛けて書かれた本のよう☟

『BIRKENSTOCK』のウェブサイトにもありました☟

大変高価な本を、ありがとうございます。
大切に読ませていただきます。

2024年10月15日火曜日

朝日新聞『SDGs ACTION』

 










2013年に実践女子大学に着任した時の、4年生の一人の学生の方が、『アパレルメーカーが取り組む環境問題の現状と課題』をテーマに、「卒業研究」に取り組みました。当時の評価では、「ファッションの企業が環境問題?そんなことは、余り現実的では無い」「それは、企業のパフォーマンスなのでは?」等とのコメントをいただくことが多かったのですが、彼女は見事にやり遂げ、一度の転職を経て、現在はご子息を育てながら『マッシュスタイルラボ』で仕事を続けています。

あれから11年が経ち、この間にも 5〜6名の学生の方達が研究テーマに、特に、最近では1年にお一人は、ファッション産業における環境問題について「卒業研究」論文を執筆しています。
当初は、上記のような否定的なコメント等も有りましたが、現在はどうでしょう。

最初に、このテーマを考えた方には、彼女なりの問題意識が有り、「毎シーズン購入するものの、一度も着なかったり、衣替えの時に大量の服を捨てている」という自身の行動に対して「本当にこれでいいのか」を考えたかったのが動機です。当時は、今程、メディアでも余り取り上げられていなかった中、『エコ・プロダクツ展』を視察に行き、出展しているアパレルメーカーの担当者にお話を聞く等、真摯に取り組んでくれました。

ここ5年程は、各授業の冒頭に行っている「個人課題」で、繊維・ファッション産業の企業が取り組む環境問題について、発表していただいていますが、実に多種多様な内容が発表され、学生のみなさんにも、そして、自分自身にとっても大きな学びになっています。

わたしの話はともかく、発表を通して、学生のみなさん同士が互いの知識を深め合い、良い発表があれば、また、自分の中にも取り入れて、成長出来る場だと考えています。

ここ数年は、つとに「環境問題とファッション」について、耳にする機会が増えました。
今回、朝日新聞の『SDGs ACTION』に記事を書かせていただきました。インターネットの記事を書くのは初めてで、貴重な経験をさせていただきました。

ご担当いただいたスタジオユリグラフの高橋さん、お世話になり、ありがとうございました。
みなさまにも是非、ご覧いただければと思います☟

2024年10月6日日曜日

芸術工学会 第32回秋期大会:シンポジウム『デザイン職能とジェンダーギャップ』


 













実に 5年振りの投稿です。。。 また、本研究室のブログを再開することにしました。
改めまして、どうぞよろしくお願いします。

昨日、10月5日は、私共、実践女子大学を会場として開催された「芸術工学会 第32回秋期大会」でのシンポジウム『デザイン職能とジェンダーギャップ』に登壇させていただく機会を得ました☟
この中で、「女子教育における『技芸』ーー下田歌子が試みたもの」をテーマに、昨年度から、下田歌子女性総合研究所の文化グループの活動として、5名で行っている『女子の技芸』の現代語訳から、メンバーで検討して来た内容等を、お話させていただきました。

一緒に登壇させていただいた吉良智子先生は、実は今夏、J-waveに出演されたのを、偶然!拝聴し☟
また、当大学の美学美術史学科で、非常勤講師としても活躍いただいており、お目に掛かれる
のを、とても楽しみにしていました!

また、もうお一方、福本 佐登美さんは、現在、日本パッケージ協会の副理事長という要職にあられ☟
ご自身でも、ご主人様と『I.D.Net』というデザイン事務所を経営されておられます☟

とってもバイタリティ溢れる、素敵な方でした!
シンポジウム全体のテーマとしては、とても難しいテーマでしたが、お二方のお人柄や、また、フロアの皆様の温かい雰囲気で、無事、終了と相成りました。

懇親会は、生活環境学科御用達wwの『サカエヤ茶楼』@日野駅前☟

会長の九州大学・大井先生を始め、今回、学会運営の担当でいらっしゃった安齋先生、大変お世話になり、ありがとうございました。参加者のみなさま、関係者の皆様に、心から御礼を申し上げます。